イベント時の落とし物対応

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イベントの際に避けては通れないのが「落し物」です。人が多く集まれば必然的に落し物が出てきます。イベント開催中の会場での落し物については、主催者の対応が求められるため、あらかじめ「落し物」への対応を事前に定めておきましょう。

場当たり的な対応ではなく、落し物への対応を定めておくことが余裕のあるイベント運営に繋がってきます。この記事ではそんなイベント時の「落し物」についてご紹介します。

目次

落し物の対応は2パターン

一口に「落し物」と言っても、大きく分けて2つの対応があります。ひとつが、落し物を発見もしくは届け出があった場合の対応。もうひとつが落し物の問い合わせがあった場合の対応です。イベントを開催する際は、この2つの対応についてしっかりと定める必要があります。

落し物の発見・届け出があった場合

落し物を発見・届け出があった場合は、「どこで発見したか」を確認しましょう。その後「本部」などで保管するのが基本的な対応です。

落し物の中にはスマホや財布など貴重品であることも珍しくないため、紛失しないよう保管の際には注意を払いましょう。

「落し物保管ボックス」などを用意し、イベント運営スタッフ間で「落し物の保管はここに入れる」と預かった落し物の保管場所を明確に決めておくのがオススメです。

落し物の問い合わせがあった場合

上記とは逆に「落し物が届いていませんか?」、「落し物をしてしまったんですけど…」と、落し物をした方からのお問い合わせがあります。

その際は、まず落し物の詳細について確認しましょう。どのような落し物か、色、形などを確認します。そして、聞いた内容次第で、下記の2パターンに対応が分かれます。

  1. 問い合せと合致する落とし物を預かっている場合
  2. 問い合せと合致する落し物を預かっていない場合

ひとつずつ見ていきましょう。

問い合せと合致する落し物を預かっている場合

問い合せ内容と合致する落し物をすでに預かっている場合は、「こちらでよろしかったでしょうか?」と確認を行い現物をお渡しましょう。

問い合せと合致する落し物を預かっていない場合

問い合せ内容と合致する落し物を預かっていない場合は、もし発見・届け出があった場合、連絡させていただくかを確認します。

連絡を希望される際は、お名前と電話番号(もしくはメールアドレスなど)を控えます。

その際に、落し物の詳細を改めて確認し、お名前・連絡先とともに、メモ(データでも可)として情報を残しましょう。

その後、落し物を発見・届け出があった場合は、ご連絡し現物をお渡ししましょう。

イベント終了までに持ち主が見つからない落し物について

イベント終了までに持ち主が見つからなかった落し物については、イベントのHPやSNSで、落し物を保管している旨を発信します。

発信する際には、問い合わせ先・受け渡し場所・保管期間について明記しておくのがオススメです。

同時に、イベント会場の管理者がいる場合には、管理者の方へイベントに関しての落し物の問い合わせがあった場合の連絡先も伝えます。

保管期間を過ぎても持ち主が見つからない落し物について

保管期間を過ぎても持ち主が見つからない落し物については管轄の交番・警察署へ届けましょう。

HPやSNSにて発信する際に、「保管期間を過ぎた場合は交番・警察署へ届けます」とあらかじめ記載しておくのもいいですし、届けた後に発信しておくとイベント参加者への安心に繋がります。

まとめ

この記事ではイベント時の落とし物の対応についてご紹介しました。イベント開催時は様々なイレギュラーが起こるため、総合案内や運営本部はバタバタするケースが少なくありません。

そこに落とし物についての対応を事前に決めていなければ、さらにバタついてしまいます。落とし物についての対応は予め想定しておくと、余裕のあるイベント運営に繋が理ますよ。

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