TSUMIKIでは取材に行く際、決まって持っていく「取材道具」があります。特に変わったものはなく、取材に必要な最低限だけのものを準備し、身軽さを心掛けた道具達です。それが以下の6つ。
- カバン
- 名刺・名刺入れ
- カメラ
- ボイスレコーダー
- ノート・ペン
- スマートフォン
「取材に行くんだけど何を準備すれば良いんだろう?」と、お悩みの方に参考になればと思い、TSUMIKIで取材を行うときに準備している道具と、その道具の役割についてまとめてみました。
ひとつずつ見ていきましょう!
カバン
取材に持っていく道具の中でも特にこだわっているのが「カバン」です。取材は時間に限りがあるケースが少なくありません。
そんな中でインタビューを行ったり、写真を撮ったり、移動を行ったりと、多くの工程を行わなければなりません。そこで重要になってくるのが「機能性」です。TSUMIKIでは次の2つのポイントからカバンを選んでいます。
手が塞がらない
インタビューのときはノートとペンを持ち、写真撮影のときはカメラを持ちと、取材中は両手を使うシーンが多々あります。
そんな中で、例えば手さげカバンだと、片手が塞がってしまい、取材に支障をきたしてしまいます。
快適な取材環境を整えるという観点から「手が塞がらない」ことを大事なポイントだと考えています。
持ち物が出し入れしやすい
取材ではインタビューを行ったり、写真撮影を行ったりと、とにかくシーンが次々と入れ替わっていきます。そこで重要となってくるのが、シーンごとに必要な「道具」の出し入れのしやすさです。
ごちゃごちゃしたカバンだと必要な道具を取り出しにくかったりと、取材に悪影響が生まれてしまいます。取材をスムーズに行うためには、やはり出し入れのしやすさが重要になってきます。
この2つのポイントからカバンを選び、現在はリュックタイプのカバンで取材を行っています。
名刺・名刺入れ
取材をしていくのであれば、インタビューをはじめ「人と会う」機会が必然的に多くなっていきます。となると持っておきたいのが名刺と名刺入れです。
この2つ、あるだけでも「持ってない」より何百倍も良いのですが、せっかく準備するのなら抑えてほしいポイントがあります。
名刺
名刺はデザインが良いにこしたことはないのですが、その前に気を配りたいのが質です。
以前、とある会社の主任クラスの方と名刺交換をする機会がありました。その際、強く印象に残ったのが名刺の質だったんです。
紙質はペラペラで、印刷が思いっきりズレている。明らかにコピー機で印刷したようなものでした。その方はすごく雰囲気の良い方だったけに、「名刺にかける予算が無いのかな?」と思わず同情してしまったほどです。
相手にプラスの印象を与えられる名刺が理想ですが、その前に「減点されない」最低基準は越えられる名刺を用意しておきたいところです。ネット印刷だと少量でもお手頃な価格で注文できるので、そういったサービスを活用してみるのがオススメです。
名刺入れ
名刺入れは完全に好みです(笑)自分が持っていてテンションが上がるのを使っています。とは言っても、名刺入れのメーカーやデザインで会話が広がったりするので、こだわった名刺入れを持ち歩くのもオススメです。
カメラ
取材時には基本的に一眼レフカメラを持っていきます。「えっ?ライターなのに?」もしかすると、なんて思われるかもしれません。
ただ、取材の際は一人で何役もこなすなんてことも珍しく無いのが実情です。もちろん、カメラマンがいるときもありますが・・・そのため、カメラは常に準備しています。

とは言っても、綺麗な写真を撮れるわけでも無いのが悲しいところです…
また、「最近はスマホのカメラも綺麗って言うから一眼レフカメラはいらなくない?」というご意見もあるかもしれません。
ただ、取材を受ける側の視点を考えて一眼レフカメラを準備するようにしています。もし自分が取材対象者なら、同じ「写真撮影」というものでも、スマホと一眼レフカメラ「どの機材」で撮影しているかによって印象が変わると思うんです。
取材は「やればいい」と言うものでは無いと思っています。取材対象者がいる場合、取材に対するイメージによって、取材の成果が大きく変わってきます。
そこから逆算すると現状では一眼レフカメラが取材対象者が良い印象を持ちやすいのではと考え準備しています。
もちろん、スマホが「ダメ」と言うわけではありません。取材対象者からどのように思われやすいかと言うイメージの話です。一般的に「一眼レフカメラよりスマホの方が写真撮影に向いている」と言うイメージになればスマホに切り替えると思います。
ボイスレコーダー
ボイスレコーダーは“インタビュー“がある取材の場合、欠かせない存在です。「スマホの録音があるのにボイスレコーダー必要?」と、きっと疑問に思ったはず。
こちらも、一眼レフカメラと同様に、取材対象者の視点に立つと、専用の機材を見せることが安心感を生んだり、信頼に繋がるとの考えから準備しています。
ポジティブな印象を持ってもらうことで、裏話や本音をポロッとこぼしてくれるかもしれません。他のメディアには話していない話題を提供してくれるかもしれません。
あくまでも可能性の話ですが、少しでも実りの多い取材に繋げたいとの考えから、ボイスレコーダーを用意しています。
ノート・ペン
ノートとペン。これも取材時には欠かせない道具です。一時期「iPadとApple Pencilに代替えできるのでは?」と思ったのですが、紙のノートとペンに落ち着きました。
ノートとペンを選んでいる理由についてそれぞれご紹介します。
ノート
ノートはA4サイズのものを使用しています。急いで書くと字が大きくなってしまうクセがあるので、単純に大きなサイズを選んでいるという理由です。
ペン
ペンは綺麗めで書きやすいものをチョイスしています。特にこだわりが無いため、もし良さげなペンがあったら教えてください!
スマートフォン
やはり欠かせないのが「スマートフォン」です。取材先と緊急で連絡をとる必要が出てきたり、ギリギリまで情報収集を行ったり、ナビとして利用したりしています。
また、機材トラブルのリスクヘッジからの観点からもスマホは活躍します。一眼レフカメラやボイスレコーダーを準備していても、調子が悪くなってしまうことも否定できません。
万能なツールのため、取材には欠かせないツールです。
あったらいいもの
これまで紹介したのがTSUMIKIが取材の際に持っていく「取材道具」です。それとは別に、これまで取材をしてきた中で「必須ではないけどあるにこしたことはない」と思う「あったらいいもの」もあるので、ちょこっとご紹介します。
予備のSDカード
ミラーレスカメラに使っていたSDカードが容量いっぱいになると、写真撮影が行えません。そこで、予備のSDカードを持っておくことがオススメです。SDカードは小さく荷物がかさばることもないため、カバンに忍び込めせておくと安心です。
予備のカメラバッテリー
一眼レフカメラの予備バッテリーは、あれば心強い控え選手。長丁場の取材や、訪問先が連続する場合、充電切れを起こすなんてことも。だからこそ、カメラの予備バッテリーがあれば、バッテリー残量に気を取られず取材に挑めます。
モバイルバッテリー
出来たら持っておきたいのがモバイルバッテリーです。一眼レフカメラと同様に、スマートフォンも取材が長丁場だと充電切れの不安があります。スマホがあれば、他の機材にトラブルがあった場合、カバー出来るため、モバイルバッテリーも準備しておけばリスクを小さく出来ます。
まとめ
この記事では、取材に持っていく道具についてまとめました。参考になれば嬉しいです。