ライティングにおけるたとえについて

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「良いコンテンツを作りたい」と思ったら、ぜひ取り入れてほしいのが「たとえ」です。

たとえとは、「コンテンツの制作者が伝えたいこと」を「別のもの」に置き換えるライティングの技術です。

「面白いコンテンツだなぁ~」と、思う文章をよーく見てみるといたるところに「たとえ」が使われています。

この記事では、そんな「たとえ」について、どういったものかという点からたとえを使う際のポイントなどについてお伝えします。

この記事を活用しやすい「媒体」毎のオススメ度がコチラです
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たとえとは

冒頭でもお伝えしたように「たとえ」とは、コンテンツの制作者が伝えたいことを別のものに置き換えるライティングのテクニックです。

たとえとはどんなものか?例文で見てみましょう。

恋愛において相手の気を惹くためには愛情を素直に表現するだけではなく、「押したり引いたりの駆け引き」が重要ということを主張したいとします。

恋愛はただ愛情を素直に表現すればいいというものではありません。例えば、野球のピッチャーだってそうです。ストレートだけではなく、変化球を使ったり、スピードに緩急をつけたりと、どうすればバッターを討ち取れるかを考え使えるカードはとことん使いますよね。
同じく恋愛も、押したり引いたり、どうすれば相手の気を惹けるか駆け引きを考える必要があります。

このように、恋愛を野球のピッチャーに置き換えてみるように、伝えたいことを別のものに置きかえるのがライティングにおけるたとえるテクニックです。

単に「恋愛は駆け引きが重要だよ!」と言われるよりも、納得感が増した気がしませんか。

たとえのメリット

では、なぜコンテンツを制作するときに「たとえ」を使うのがオススメなのか。

それには2つの理由があります。

たとえの2つのメリット
  1. 難しい話でも分かりやすくなる
  2. 理解してもらいやすくなる

ひとつづつ見ていきましょう。

難しい話でも分かりやすくなる

強みを活用した戦略について伝えたいとします。強みを活用した戦略とは、自分が輝けない土俵で戦うのではなく、自分だけが輝ける土俵でビジネスを展開する戦略のこと。

例えを使って説明してみましょう。

ビジネスではいかに「強み」を活用するかがポイントになります。例えば、イチローが「プロサッカー選手になりたい」と言ったら、きっと多くの人が止めるのではないでしょうか。なぜなら、イチローの強みは野球が上手いことであり、サッカーではきっと活躍出来ないと予想できるからです。
これは私たちにも言えることです。自分が輝けない土俵で戦う必要は一切ありません。大切なのは、自分が輝ける土俵はどこかをしっかりと見極め、そこで戦うというように、いかに強みを活用するかです。

強みという、聞きなれない戦略についてもイチローで例えることでなんとなく理解できたのではないでしょうか。

このように、例えを使えば、難しい話でも分かりやすくなります。

理解してもらいやすくなる

たとえを使えば、コンテンツの制作者が伝えたいことを理解してもらうことにも繋がります。

仕事を進めていくには個人プレーではなくチームプレーが重要と伝えたいとします。

仕事を進めていくには個人プレーではなく、いかにチームプレーをするかがカギになります。サッカーだってそうですよね。一人で点を獲って、一人で守りも行うなんてどう考えても無謀ではないでしょうか。一方、チームプレーなら点を獲るのも、守りも効率よく進めていくことができます。
同じように、仕事も個人プレイでは必ず限界がきます。しかし、チームプレーなら無限大の可能性があります。ぜひ、チームプレーをしてみませんか?

サッカーに例えることで、ただ単にチームプレーの重要性を説得されるより納得してしまいませんか?

このように、たとえを使えば理解してもらいやすくなるという利点もあります。

たとえのポイント

では、たとえはどう使っていけばいいのか?たとえを上手く使うには2つのポイントがあります。

たとえを上手く使う2つのポイント
  1. 別のものに置き換える
  2. 想定している読者が知っているものか

ひとつづつ見ていきましょう。

別のものに置き換える

伝えたい主張を別のものに置き換えられないか考えてみましょう。ポイントは「共通点」です。

伝えたいメッセージには何かしらのキモがあるはず。

例文で見ていきましょう。「会社員生活を生き抜くには上司の機嫌を見抜いて臨機応変に対応していくことが重要」というメッセージを伝えたいとします。

会社員生活を生き抜くには上司の機嫌に合わせ臨機応変に対応していくことがポイントです。たとえば、天気もそうです。雨が降ってれば傘を使いますし、雷が鳴っていったらお出かけはしないはず。天気によって柔軟に対応を変えるのではないでしょうか。
上司への対応も同じことが言えます。天気がコントロールできないように、上司の機嫌もコントロール出来るものではありません。
唯一コントロール出来るのは、自分がどんな対応をするかだけです。会社員生活を生き抜いていくために、柔軟な対応を心がけてみませんか?

このように天気に置き換えることで納得感に繋がりませんか。

ここでは2つ重要な点があります。

1つは「上司の機嫌はコントロールできないということ。」これは天気も同じです。私たちがどう思うがこの2つはコントロールすることは出来ません。

2つ目は「上司の機嫌はコントロールできなくとも、その上で対応は変えられるということ。」天気も同じです。天候はコントロールできなくとも、日差しが強いときは日焼け止めを塗る。雨のときは傘を準備するなど「対応は変えられます。」

このように共通しているからこそ、天気にたとえることで読者の納得感に繋がります。

たとえを使うときは伝えたい主張に共通しているものを探してみましょう。

想定している読者が知っているものか

たとえるものはコンテンツの受け取り手である「読者が知っている」ものか。これが1つの重要なポイントになります。

例文で見ていきましょう。これまで想像も出来なかった「異なる要素同士を組み合わせることで、ユニークな価値が生まれる」と伝えたいとします。

もしアイディアに行き詰まったときは、これまで想像も出来なかった要素同士を組み合わせてみるのもいいかもしれません。例えば、暗殺教室というマンガがまさにそう。暗殺というテーマと学校という全く異なる要素同士を組み合わせることで、これまでになかったユニークな作品になっています。

暗殺教室は週刊少年ジャンプに連載されていた人気漫画で、映画化されたほどの作品です。

しかし、暗殺教室を知らない人は「ん?どういうこと?」と、ピンとこないのではないでしょうか。

このように、メッセージの受け取り手となる読者が、知っていないものに例えてしまうと、納得感からかけ離れてしまいます。

そのため、読者が知っているものにたとえることに気をつけなければいけません。

たとえの強弱

たとえを使うときの裏技として強弱があります。

さきほど、たとえを使うもときのポイントとして「想定している読者が知っているものか」というポイントをあげました。そうするとメジャーなものに例えてしまうのが正解に感じるかと思います。

確かに、そうすればたとえも作りやすいでしょう。

しかし、あえて知っている人が少ないだろうと思うものにたとえることで、読者が知っていた場合知っている人が少ないからこそ仲間意識が感じられ強く心に刺さります。

さきほどの暗殺教室が良い例です。

暗殺教室がニッチというわけではありませんが、海賊マンガのワンピースと比べると認知度には差があるでしょう。

そんな中、もし読者の方が暗殺教室を知っていたのなら「このメッセージを発信している人は暗殺教室のことを知っているんだ」と、好感を持ってくれるかもしれません。

このように、たとえをメジャーなものにするのか、ニッチなものにするのかで感じ方も変わってきます。

もちろん、ニッチなものは刺さる反面、知っている人も少なくなるというリスクもあります。

あくまでも、たとえは読者が知っていることが大前提となるので、そのバランスも考えながら強弱にも意識を配ってみてください。

まとめ

ということで、この記事ではライティングにおけるたとえについてお届けしました。

この記事が参考になれば幸いです。

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