見直し

読みやすい文章へ近づける王道の方法が「見直し」です。見直しとは一度作った文章を修正・磨き上げる工程のこと。
面倒なステップではあるものの、この「一手間」を加えるだけで文章がグンっと読みやすいものになります。
見直しとは
冒頭でも紹介したように見直しとは「一度作った文章を修正・磨き上げる工程」のことを指します。
文章やライティングと言うと「書く」ことにスポットが当たりますが、実は見直しも重要なステップなんです。
では、なぜ見直しが重要なのか?それは、書いていると文章のおかしな点に気づけないからです。
ライティングを行っているとき書き手は「書くモード」になってしまい、集中するがゆえ文章のおかしな点に気づくことができません。
やっかいなのが一度書くモードに入れば、明らかなおかしい点でも気づけなってしまうくらい「書く」と「見直す」は別のベクトルを向いてしまっているんです。
そこで「書く」作業と「見直す」作業を分け書いた後に「見直す」ステップが必要になってきます。
見直す方向性
一口に「見直し」と言っても具体的に見ていくと2つの方向性があります
- 校正
- 推敲
「校正」と「推敲」どちらか一方が必要というわけではなく、どれも見直しには重要な要素。文章を作るだけでも大変ですが上記2つもしっかりと取り組みましょう。
校正|マイナスをゼロに
校正とは、誤字・脱字といった文章の誤りを正していく工程です。誤字とは、本来「沖縄」と表記すべきだったものが「置縄」となってしまった文字のこと。脱字とは「沖縄」と表記すべきだったものが「き縄」となってしまった文字のこと。
このような、本来の表記に対して誤りの文字を修正していく工程を「校正」と言います。
イメージとしては、マイナス評価に繋がってしまうであろう表現を0にしていく感覚です。
推敲|ゼロをプラスに
推敲とは文章の表現を「よりよくする」工程です。
そのままでも意味は伝わるけど、さらに伝わる文章にする。さらに心を掴む文章にする。
文章を、磨き上げ「よりよくする」工程を推敲と言います。
イメージとしては0をプラスにしていくイメージです。
見直す方法
印刷
プリンターがあるのなら「印刷」してみるのもオススメの方法です。パソコンやスマホの画面から紙になるだけで、不思議と誤字や脱字に気づきやすくなります。
修正点についても、ペンやえんぴつで直接記入出来るのも紙の良さ。プリンターがあるのなら、ぜひ印刷して見直してみて下さい。
時間を置く
もしスケジュールに余裕があるのなら時間を置くのも賢い方法です。
書いている段階は良くも悪くも気持ちが前のめりになり、主観的になりすぎてしまいます、
頭が「書くモード」になっているので、誤字・脱字はおろか、おかしな文章になっていても気づけないぐらい客観性を欠いていることも珍しくありません。
夜中に書いたラブレターは出しちゃダメともいいますもんね(笑)
ここを思い切って机から離れてみましょう。時間を置けば冷静さを取り戻し、自分が書いた文章でも客観性を持って手直しを行えます。
声に出して読む
声に出して読むのも1つのテクニックです。「えっ?読み物なのに声に出して読むの?」と思ったかもしれません。
ところが、意外にも声に出して読み上げていくことで、「読む」だけじゃ気づきにくい「違和感」を感じ取れます。
ひとつ難点をあげるとすれば、周りに人が居る中で急に読み上げると「なんだコイツ?」と、ビックリされてしまうところでしょうか(笑)
声を出しても問題ない環境なのか、そこだけ気をつけて試してみましょう。
誰かに読んでもらう
一番オススメなのが誰かに読んでもらうこと。どれだけ対策を巡らせようが書いた本人である以上、完全に主観を取り除くことは出来ません。どうしても客観性を欠いてしまいます。
その点「自分以外の誰か」に読んでもらえば「主観」を切り離して文章をチェックすることが可能になってきます。
実際、会社によってはライターと編集者が分かれていることからも、客観的な視点でアドバイスをくれる存在は重要です。
区切りをつける
ここまでの話と逆行しますが、どこかで見切りをつけるのも書き手の腕です。文章には終わりがありません。足したり引いたり、言い回しを変えたり入れ替えたり、やろうと思えばいくらでも手を加えられます。
というよりも、ひとつの要素に手を加えると連動して他の部分も調整しないといけないのが文章というもの。
これで時間をかけた分だけ文章が良くなるならいいです。現実は必ずしもそうとは言い切れず、手を加えすぎてドツボにはまり元の文章より悪くなるなんてこも。
こうなってしまえば元も子もありません。だからこそ、どこかで見切りをつける勇気が必要です。
(とは言っても、これは本当に難しいことで、ギリギリまで追求してしまうのが書き手の性でもあります。締め切りというと追われるものであると同時に「これでやりきったぞ」と区切りをつけれられるものでもあるというのが悩ましいところです(笑))
確かに焦って書くよりは、余裕を持って書くにこしたことはありません。しかし、時間をかけたからといって良いものになるとも限らないのが文章です。
まとめ
この記事では読みやすい文章へ近づける「見直し」についてご紹介しました。
